2002年(議会報告)6月定例会

市議会6月定例会が6月3日より6月28日までの26日間の会期で行われました。

米陸軍座間キャンプ内の相模原市域部分に、陸上自衛隊の防災用に限定した駐車場設置の受入れを承認する決議や、相模原市議会議員の定数を46人に定める条例等20議案について、審議・可決しました。
また、6月28日には小林一郎が公明党相模原市議団を代表し、以下の項目について一般質問を行いました。

1) 行政改革(行政評価、電子市役所、大都市制度)
2)福祉(リバースモーゲージ、音楽療法士)
3) 芸術文化振興策(写真美術館、本市独自の芸術文化振興策、      NPO支援基金制度、芸術文化振興条例)


小林一郎の一般質問発言要旨(平成14年6月定例会)


1.行政改革について
1)行政評価について
小林質問 行政改革と行政評価について
  本市では既に昨年より事業評価システムの導入に取り組んでいるが、わかり易い行政の実現という成果を継続する行政評価システムの構築・運用に対する一層の努力を期待する。市長の決意の程をお聞かせ頂きたい。
市長答弁  (事務事業評価をはじめとする行政評価制度の充実を図りたい。)
小林質問 行政改革と福祉施策の経済効果について
  少子高齢化社会においては福祉への投資効果は建設への投資を上回る景気対策と考える。

栃木県の調査では従来の公共工事による投資よりも高齢社会を安心で、豊かに暮らせるための生活資本への投資のほうがより経済波及効果が高いことが証明されており、雇用創出効果に至っては1.5倍の波及効果があることが明らかになっている。

福祉は投資であるという発想の転換に対する市長の見解をお示し頂きたい。
市長答弁  (「市民の満足度をいかに高めるか」という質的な向上も重視した行政改革を重視し、市民福祉の向上を図ってまいりたい。)
2)電子市役所について
小林質問 電子市役所について
  情報の電子化により、個人の識別やセキュリティをどうしていくかという問題があり、この「情報管理のあり方」について、見解をお聞かせ頂きたい。
市長答弁  (住民基本台帳ネットワークシステム及びカードについて制度面のセキュリティとして、国等への提供は6情報に限定し、利用できる業務は法に明記した93業務。民間利用を禁じるほか、関係職員には秘密保持を義務付け。技術面のセキュリティとして、IDカードによる管理、専用回線の使用、「ファイアウォール」を設置。システムの監視機関「本人確認情報保護委員会」を設置。住民基本台帳カードは高いセキュリティ機能のICカードの活用により「成りすまし」「偽造・改ざん」を防止。)
小林質問 住民基本台帳カードの交付に際し、現在発行している市民証をはじめとした各種カード機能の統合一元化について、考え方をお示し頂きたい。
市長答弁  (2種類ある住民基本台帳カードのうち写真つきのカードは「市民証」との統合は可能。)
小林質問 本市ではICカードに付加するサービスの内容として、いかなるサービスを考えておられるのかお伺いしたい。
市長答弁  (庁内に検討部会を設け幅広い分野での活用を検討したい。)
3)大都市制度について 
小林質問 大都市制度について
  平成15年4月の中核市移行に向け、諸手続きも進行し、今後の見通しが明らかになりつつあり、いよいよ中核市の次なる段階である政令市への移行も当然視野に入ってきていると考える。
明年の4月には静岡市と清水市の合併により新しい70万都市「静岡市」が誕生し、その2年後の平成17年4月には特例による人口70万の政令市に移行することとなっている。
本市を取り巻く広域の自治体の動きは、住民の意向も本市を含めた合併の希望が多いとの報道もあり、具体的な機運がこの1ヶ月ほどの間に、急速に高まりつつあるように聞き及んでいる。
本市においてもそろそろ次なる大都市制度である政令市移行を視野に入れる段階に来ているのではないかと考えるが、市長の御所見をお示し頂きたい。
市長答弁  (まずは中核市への円滑な移行に向け、全力で取り組んでまいる所存であり、政令指定都市制度を本市の将来課題として捉え、今後とも調査研究を進めてまいりたい。)
2. 福祉について
1)リバースモーゲージについて 
小林質問 リバースモ―ゲージについて
  このシステムは高齢者がその所有する居住用資産を活用し、生活資金の融資を受け、本人の死後に資産を整理して返済に充て、清算する制度として、一部の自治体や金融機関で実施されている。
昨年2月から内閣府、厚生労働省と国土交通省が参画し、研究会が行われ報告書がとりまとめられたところであり、その結果、全国ネットの組織である社会福祉協議会を通して、生活福祉資金貸付制度の充実を図る方向であるやに聞き及んでいる。
このリバースモーゲ−ジの全国展開の動きに対する、本市の取り組みについてお伺いしたい。
市長答弁  (資産の担保価値の変動、金利変動、長寿による担保切れなどに課題があり、国の動向を見守っていきたい。)
2)音楽療法士の育成と活用について 
小林質問 音楽療法士の育成と活用について
  音楽療法は音楽の特性を生かし、人の心を開かせ、心の豊かさや健康を回復することを援助するものとして、米国でのベトナム帰還兵に対する音楽療法の効果などでも紹介されている。
 末期医療を必要とする人や難病患者、痴ほう症などにもよい効果 があることが知られており、生活の質の向上に資する先駆的治療法であるといわれている。
 この音楽療法の実施が待たれる心身障害児者や高齢者が通う施設は、全国でおよそ9000余りあり、それに対し、音楽療法士は現在600人しかいないと言われている。
 本市においても音楽療法 の導入に取り組む必要があり、
また、そのためにも音楽療法士の養成と活用が急務である
と考える。
この点に対する市長の見解を伺いたい。
市長答弁  (音楽療法士による音楽療法を高齢者や障害者の機能訓練のメニューに取り入れることは事業者に伝えたい。また、音楽療法士の養成は今後の研究課題としたい。)
3.芸術文化振興策について
1)美術、写真芸術への取り組みについて  
小林質問 美術、写真芸術への取り組みについて
  女子美術大学の美術館の更なる活用と充実が市民の要望でもあると考えるが、この点についての見解をお示しいただきたい。
市長答弁  (昨年6月に女子美術大学と締結した文化促進協定に基づき、今後も密接な連携に努めたい。)
小林質問 写真美術館について
  奈良市では、ほぼ半世紀にわたり奈良・大和路の風物を写真に取り続けた市内の著名な写真家入江泰吉(たいきち)氏の奈良市への全作品8万点の寄贈を機に、西日本ではじめての市写真美術館が平成4年4月に開設されている。
 
今般、本市でも江成常夫氏の写真作品1200点の寄贈を受けた。その寄贈作品をはじめとして「フォトシティさがみはら」の応募作品など、多様な写真作品を展示した写真美術館を、財政を考慮し、既存の公共施設を複合的に利用して設置し、市民に観賞して頂いてはどうかと考える。この点に対する考え方があったらお聞かせ頂きたい。
市長答弁  (新世紀さがみはらプランにフォトギャラリーの設置検討が掲げられているので、今後設置を検討したい。)
2)音楽、演劇、伝統芸能について   
小林質問 音楽、演劇、伝統芸能のため既存施設の改修について
  音楽や演劇などの練習会場は不足しており、既存施設の改修による防音機能の補強を通して、練習や公演など活動の場所と機会の飛躍的な充実を図ることで、芸術文化の振興に資することにつながると思うが、見解を伺いたい。
市長答弁  (今後、文化会館のリハーサル室など大規模な改修を行う際に対応を検討したい。)
小林質問 本市独自の芸術文化振興策について
  本市から芸術文化を全国へ発信していく意欲的な取り組みが大切だが、本市独自の芸術文化振興策について考えがあったらお聞かせ頂きたい。
市長答弁  (総合写真祭「フォトシティさがみはら」は本市における芸術文化振興の大きな柱として、世界に写真文化を発信してまいりたい。)
小林質問 文化芸術関連で地域に貢献する人材の把握について
  文化豊かな街づくりにはまず、文化芸術関連で地域に貢献する人材の把握が必要ではないかと思うが、見解をお示し頂きたい。
市長答弁  (生涯学習システムを通して芸術文化の講師や指導者の登録により人材を把握している。また、「グリーンホール」や「杜のホール」を人材把握・育成の拠点としたい。)
小林質問 子供の文化芸術体験活動の推進について
  子どもの各種文化体験を図り、一流の芸術に触れるチャンスを増やしていくことが大切だが、考えがあったらお聞かせ頂きたい。
市長答弁  (劇団四季の「ファミリーミュージカル」などを開催しているが、今後も、さまざまな文化体験を通して、豊かな心の育成に努めたい。)
3)NPO支援基金制度の取り組みについて   
小林質問 NPO支援基金制度について
  財政が厳しいNPO(民間非営利団体)に対して寄付をしようとする人が税制控除を受けやすくするため、自治体がいったん寄付を受け、その後寄付者の希望するNPOに基金を助成する仕組みがNPO支援基金制度である。
このようなNPO支援基金制度を設けることを通して、芸術文化の振興に資するべきと考えるが、見解をお示し頂きたい。
市長答弁  (ご提案の基金制度については、支援策の一環として、今後検討してまいりたい。)
4)条例化について    
小林質問 条例化について
  芸術文化振興条例の制定と本紙独自の基本指針の作成への取り組みについて決意の程をお聞かせ頂きたい。
市長答弁  (国が今年度策定を予定している「文化芸術の振興に関する基本的な方針」を踏まえ、市条例の制定について調査研究してまいりたい。)
小林一郎が推進し、 実現しました!
●相模大野4号踏切の拡幅
昭和61年9月定例会、平成9年3月定例会の一般質問をはじめさまざまな機会に踏切が引き起こす事故や交通渋滞の問題解消策を提言してまいりましたが、大勢の皆様の要望により、このたび相模大野4号踏切(横浜水道道)の歩道拡幅の改修が実現しました。
●カーブミラーの設置推進
小田急相模原駅北口側の国立病院通り魚賢前交差点にカーブミラーが設置されました。
変則的で見通しが悪く危険な五叉路として、地元の皆様からの強い要望により実現しました。
小林一郎が促進しました
●住宅防音工事区域の拡大
●東林公民館の増築
●松南自治会館の建設
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